健康経営優良法人2023申請者数が発表されました

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皆様、冬到来を実感する季節がやってまいりました。お変わりなく健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?健康経営エキスパートアドバイザーの上村(かみむら)ひさみです。

今日のブログは12月12日(月)に経済産業省で開催されウェブで公開された健康投資ワーキンググループの中の話題から2つ抜粋して現場からの雑感など交えお伝えします。

①健康経営優良法人2023の申請法人数 
②識者のご意見で今後の運営に関わるだろうなと気になった点

①健康経営優良法人2023の申請法人数

2023から申請が※有料化されましたが、その影響が全体の申請数にでるかとても気になっておりました。
※有料化:大規模法人部門申請料88,000円(税込)、中小規模法人部門16,500円(税込)

結果は、大規模法人部門3168法人(前年比+299法人)

中小規模法人部門14430法人(前年比+1581法人)でした。

この結果には、私も嬉しかったのですが、それ以上に各部門の識者の皆様も嬉しい表情を浮かべておられました。
日経新聞社が認定制度の運営を引き継がれたことで、露出も増えていて、社会的な認知度が高まっています。
これから健康経営銘柄、ホワイト500、ブライト500の価値もより一層上がっていくことと思います。

②識者のご意見で今後の運営に関わるだろうなと気になった点

この会議は、ざっというとアカデミックの分野、産業保健の分野、投資家、企業に健康経営を働きかけている団体の代表者が、経産省と厚労省が準備し意見を下さいと言われているもの関して見識を述べて、今後の制度設計や展開に活かしていくことが目的なので、健康投資ワーキンググループというネーミングになっています。
識者の数人からご意見や賛同の声があがったのが、健康経営を支える土台となる企業の安全配慮義務やリスクマネジメントの法令を遵守ということだけでなく、労災事故数や有害要因による健康障害、職業性ストレス、長時間労働についても数値で開示を求めるという観点も必要なのではないだろうか という投げかけでした。

また、世界的な観点から見ても、この健康経営優良法人制度はほかに類を見ないとても良き指標であり、この価値を世界の投資家も分かるように働きかけることが大切であるという意見もありました。当たり前が当たり前であるために、制度がしっかり構築され、経営者の考えがシフトしていく社会により一層なるのだろうと思います。

その他・決意表明

企業の伴走者であるコンサルタントの質が今後問われていくこととなるという下りもあり、まさに私たち鹿児島健康経営アドバイザー協会のことと目を見張り耳をそばだてて聞いておりました。当協会では健康経営は、産業保健x健康管理x労働衛生x組織開発→企業価値向上という考え方で、企業様の課題解決・望みの実現の実行支援を行う協会です。さらに健康経営の専門家である伴走者として、この企業様にもっと加わるといいなと感じる視点などをお届けしています。また、今後、質を問われる制度が出来たとしても、それに照らし合わせてみることはしても、企業様のお話をしっかりうかがって、企業様の課題解決・望みの実現の実行支援を一番とすることはお約束する協会で在ろうと決意しております。まだまだですが、鹿児島の健康経営のフラットな相談窓口で在ろうと精進しています。さっ!2023年がやってきます。健やかに迎え、さくさくと計画を進めて行きましょう。

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