健康経営推進上の落とし穴②
健社来福~健やかな会社には福来る~
鹿児島健康経営アドバイザー協会(KKAK)の上村です。
先日から、新規の経営者さまからご相談の依頼を頂いたことをキッカケに
その中でお伝えしたことを少しづつ、
コラムとしてこのサイトをご訪問なさって下さった方にも
お知り頂きたいと思い書き綴っていくことにしました。
ご相談を頂いた時、KKAKで作成した
「”健康経営”を企業の価値向上につなげるロードマップ」
なるものをお渡しして健康経営を経営戦略としてはこう使うのか
を腑落ちして頂いております。
まずご説明するのは、二つの落とし穴についてです。
一つ目の落とし穴については前回の記事にまとめました。
今回は二つ目の落とし穴についてお伝えします。
経営戦略として健康経営を活用する時に
事前に知っておいて欲しい落とし穴②
それは
「健康経営推進≠健康経営優良法人認定マーク取得」
健康経営の推進は、健康経営優良法人認定マーク取得ではない です。
健康経営の社内での取り組みがある程度を満たしてくると
一年に一度ある健康経営優良法人認定制度へ申請をできる状態が生まれてきます。
この認定がおりると『健康経営優良法人』のマークを自社の名刺や封筒、HP、会社案内などに
使用することができます。
採用分野でも、求職者から最近知られるようになってきており健康経営優良法人マークがある
会社にエントリーシートを出すようにしていますという新卒者がいたり、
Uターン転職の場合でも、地方にあっても健康経営を取り入れている会社だと知って
応募しましたという声があったりしています。
(知名度が上がってきて嬉しいです。)
だからこそ、これに認定されることをゴールとして履き違えてしまうとそれは大きな落とし穴となります。
落とし穴にはまっている企業の特徴を3つ挙げます。
①スタッフが自社が健康経営を実施していることを認識していない
②認定マークの取得を目標としてる
③特に自社での取り組みを振り返り検証する機会を持っていない
この落とし穴も実にもったいない! です。
健康経営を活用して、どんな会社の未来を作りたいのかをイメージして
その実現を無理なく前進させる方法を積みあがることが肝心です。
自社の状態がどうなっているだろうか?と気になられる方は
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