「数年、健康経営に取り組んでいるけれど、どう変化が出ているのかよく分からない・・・」

コラム, サービス一覧, サポート

経営者の皆さん、「数年、健康経営に取り組んでいるけれど、どういう変化が出ているのかよく分からない・・・」というそんな思いや迷いはでてきていませんか?

もし、「このまま継続する意味があるのかな?」「いまいち手応えがないな」と感じているならば、従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)を実施するべきです。

なぜなら、健康経営を行うことでの変化は、じわじわじわじわとゆっくりで劇的に表れることはないからです。そんな変化のスタイルであるので、少しせっかちな経営者や担当者は待てない場合があり、これは何にもならないと成果を得る前に取り組みをやめてしまう傾向にあるからです。これは、本当にもったいないことです。

■本当にもったいない3つの理由

1.組織は人の集まりである 組織の成果は一人一人のパフォーマンスの掛け合わせである

誰が何と言おうと、組織は人が集まることで出来ています。ということは、人、一人一人の健やかさの度合いが組織の成果に違いを生みます。人の労働生産性に影響を与える健康リスク評価9項目(主観的健康感、仕事満足度、家庭満足度、ストレス、喫煙習慣、飲酒習慣、運動習慣、睡眠習慣、不定愁訴)と言われています。企業が健康経営を行っていると9項目の内家庭満足度以外全てに関わっていくことが出来ます。その機会を自ら放棄するのはもったいないことです。

2、継続した場合の好ましい変化に関するデータが、既にもうたっぷり存在している

経済産業省が主体となり、健康経営推進検討会持たれています。健康経営の成績と従業員の健康状態には相関関係があること、従業員のライフスタイル(運動、飲酒、喫煙、睡眠習慣)とメンタルへルス関連の欠勤率と離職率、求職者が健康経営を意識している度合いなど検証結果が存分に存在しています。自社での取り組みに手ごたえがないのは、課題と取り組みに紐づけが足りないだけかもしれません。そのデータたちを自社に活用しないことはもったいないことです。

3、ただ社内での広報が行き届いていないだけかもしれない

なぜ、前より総務の健康診断の担当者が再検査や精密検査に行ったかどうかを聞いてくるようになったのか?なぜ、ラジオ体操の曲がある時間になるとかかるようになったのか?なぜ、ストレスチェックテストが行われるようになったのか?など、経営トップがどんな思いを持ってどんなビジョンを実現するために、自社で健康経営を始めたのかがしっかり届いていない場合は、ただ管理がうるさくなったとだけ捉えられている場合があります。これをこのままにして、健康経営の取り組みをやめてしまっては今までの時間と取り組みがもったいないです。平たく等しく情報が届く仕組みを強化していくだけで変化が生まれ始めます。

■従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)を実施して、健康経営推進度合いの定点観測の仕組みを作り、ジワジワした変化であっても違いを知ることを行っていかないとこんな未来になってしまいます。

もし、従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)を実施しないと、取り組みのエンジンである運営者のヤル気の継続が困難になります。ヤル気を無くして、自然消滅をさせる形で取り組みをやめてしまうと、そんな癖を組織内につけることになります。それはこのことだけでなく、計画を立てて少し動いてヤル気をなくしてすぐにやめると、それでいいんだなという空気が生まれ、目標に向けて動きをとめる組織を作る結果になってしまいます。

■今すぐ、従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)を実施して、健康経営推進度合いの定点観測の仕組みを作り、ジワジワした変化であっても違いを知ることを始めるべき理由

1、自社の従業員の状態を、見える化できます。
見える化できると、何をどうしたいかの在りたい姿が見えて、さらにはそうなるにはどうしたらいいか?が自然に議論に上らせることができます。そうなると打ち手のアイデアが湧きあがってきます。一年に一回全員対象に行うことで、打ち手の効果を計っていくこともできます。

2、自社の見える化されたデータとその変化が会社を語り始めます。

社会での人手不足はこれまでのレベルを超えて、急激に加速します。そんな社会の中で選ばれる会社であるためには、会社が従業員に対してこういう思いを持っていてその上で健康経営の取り組みを進めていることを情報発信する必要があります。その姿勢が休職者の方にメッセージを伝えます。その時に、リアルなデータは不可欠です。そのデータと変化に裏付けをしてもらいましょう。

3、全従業員を対象に従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)を呼びかけることが、健康経営推進に参加してもらうことになります。

この際にもただこれ答えてねというメッセージだけでなく、こういう思いでこれを実施するので、ありのままを答えてくださいと伝えることで、隅々まで会社が考えていることを届けることができます。このパーツが、はまってこそ受診勧奨の取り組みやラジオ体操、ストレスチェックテストの実施についても理解が深まり、前向きに捉えてくれることにつながります。

■やりがいを持って、健康経営を丁寧に推進したければ従業員健康アンケート(オフィス・リサーチ)の導入を提案します。

とある導入企業の今年度のエピソードをお伝えしましょう。その企業は働く価値の項目もアンケートに選んでいる会社です。「Qご自身がこの職場で働く価値について、該当する項目をいくつでも選択してください」の質問にもっとも多かった答えは、63%の従業員の方が「人や社会の役に立てること」と答えておられました。その結果を見る経営者の方の誇らしそうなお顔は、目に焼き付いています。

従業員アンケート(オフィス・リサーチ)導入方法はこちらのページにありますので、ご覧ください。
必要なところにひと手間かけるだけで、同じ取り組みでも成果に違いが生まれます。

追記:もし、アンケートも取っているんだけど、いまいち生かせていないとお感じの方は是非、無料相談にお申込みください。せっかくの取り組みですので、未来に向けてしっかり生かしていきましょう。

ー・ー・ー・ー・ー
鹿児島健康経営アドバイザー協会(KKAK) 上村ひさみ
~ 健社来福:健やかな企業には福来る ~

◇健康経営始めたいけど、どうやっていいか分かりません
◇うちの健康経営、もう少し楽しく取り組みを進めたいけど方法が分かりません
◇次の申請はチャレンジしたいけれど、自信がありません
◇経営課題の解決に健康経営を活用したい などなど
とお感じの経営者・ご担当者の方、お気軽にお問合せください。
まずは、現状とご希望のお話をお聞かせください。
ー・ー・ー・ー・ー