健康経営推進における経営トップの役割(ご提案)

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皆様、こんにちは
鹿児島健康経営アドバイザー協会の上村です。

鹿児島も離島方面は梅雨明けとなり
本土はまるで梅雨明けのような入道雲が見られる頃となりました。
体調管理が大切な時期でございます。

さて、今日は経済産業省の資料から
健康経営推進における経営トップの役割についてお伝えいたします。

この資料をご覧ください。

これは、健康経営の最高責任者を経営トップが担っている度合いを214年から2021年にかけての推移を現した資料です。

どんどん増えている理由を考えると思い当たることがあります。 

私は企業様の健康経営コンサルティングの現場に入っていて、毎度毎度思うことですが、経営トップの方が健康経営に賛同しそのことを社内でも社外でも発信される姿勢を持っている企業と、とある健康管理の担当者に一任とされている企業様では血流の勢いが全く違っております。とある健康管理の担当者に一任スタイルの企業の経営トップの方にも、そのチャンスがものにできるかできないかは別にして、折に触れ、健康経営を使ってどういう課題を見出し、どういう変化を引き起こして行かれたいとお考えかという質問を届けるように努力はしております。

健康経営を経営戦略に活用できるということに、腹落ちして頂いて、経営トップ自らが社内にも社外にも発信されるお方となって頂けたら、なによりもの社内活性化の得策はないからです。

とはいえ、自分の健康管理は社員の仕事。これが社員を大人として扱っている証。うるさいことは言いたくないとお考えの経営者の方もらっしゃるのかもですが、その見解では、何も生み出さないのです。自分の健康管理は自分で抜かりなくできるセルフメディケーション力が完璧に備わっている人材だけの企業様であっても、健康経営の推進は必要だと考えています。

例えばこういう活用法があります。

制度設計としては、セルフメディケーションができるようになる人物になることを成長とし評価されるポイントとします。次の段階には、それをできる人物の育成を企業内や取引先企業に向けて実施できる人物(リーダーの育成)になる機会を提供します。さらに次の段階には、自社の商品サービスを展開させて、前段の経験をもとに社会の流れであるヘルスケア産業分野で事業を立ち上げる人材にと誘っていけたら、会社にとってとても有益ではないでしょうか? そんなムードや基盤を創るのに、健康経営を活用することできますよとお伝えしたいのです。そしてその取り組みはSDGsの8番働きがいも経済成長もにも自然につながります。

だから経営トップの理解と力が必要なのです。

そしてそういうことは、健康管理の一担当者では到底できない仕事です。だから、経営トップが健康経営推進の最高責任者でいてくださることが肝心なのです。

それにお気づきの企業の割合が増えていると、思って眺めている調査結果です。
今回の記事は、協会の中で人材育成・組織開発分野を担当している私・上村からのご提案でございました。

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鹿児島健康経営アドバイザー協会(KKAK) 上村ひさみ
~ 健社来福:健やかな企業には福来る ~

◇健康経営始めたいけど、どうやっていいか分かりません
◇うちの健康経営、もう少し楽しく取り組みを進めたいけど方法が分かりません
◇次の申請はチャレンジしたいけれど、自信がありません などなど
とお感じの経営者・ご担当者の方、お気軽にお問合せください。
まずは、現状とご希望のお話をお聞かせください。
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